ハピネスキャリアプロジェクトとは?

④ 制約された五感機能と第六感について

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

このテーマは、9月9日更新の「五感と第六感についての考察」で、五感そのものの解説はかなり詳しくしておりますので省きます。尚、その中で、~可視光線をはるかに超える未知(未発見)の波長を微弱ではあるが感知する装置が、人間には備わっているのではないか、この波長を私は霊波と仮称したい~と述べておりますが、この受皿が霊感であり、第六感でもあるとしておきます。

さて、人間の心は制約された五感という五つの窓だけから外界を眺めるようにできており、これが全ての真実だと誤解しがちになります。しかし「我々は本来、宇宙に起きている事の全てを知る事ができるが、刺激が強すぎて “この世” での実生活に適さないので、五感を通じてだけ感じられるようになっており、霊能者は、そう狭く制限されていない」と説く学者もおります。

さて、五感について時代をさかのぼってみます。現代の様に、多様な文字のなかった古代は、生存上からも言葉が重要な位置を占めていたと思われます。言葉は言霊(ことだま)と言われ、霊力が宿っていると中世まで信じられて来ました。古代の人(我々の先祖でもある)は、現代人より五感ははるかに優れ、加えて第六感と言われる霊感も強く、 “あの世” の事もかなり知っていたのではないか。現代は預言者、シャーマン、霊媒と呼ばれる人々は、ほとんど姿を消しました。人類の文明は機械化、利便化、そして物質を最高の価値として今日に至りました。そのため本来、人間に備わっていた霊力は著しく退化したのではないかと思われます。そして、物質文明の著しい進化は、人間の心の修業のハードルを、一層高くしていると見る事もできます。

さて、肉体の活動が停止(死)に向かうと、五感機能も消滅に向かいますが、最終的には、第六感(霊感)に統合されてゆくものと思われます。生まれつき目が見えなかった人が、数々のリアルは視覚的描写を口にして亡くなるケースも報告されております。いづれにしろ、人間は自分の肉体感覚に相応した濃度を持つ物質だけしか感知出来ないようにできており、宇宙には物質より稀薄で、精妙な物が存在しており、人間に感じられないからと言って、存在しないとは断定できないのです。

現在、物質の最小単位とされる素粒子は、17種確認されていると言われますが、その一つ、ニュートリノの追跡研究が日本国内(世界でも最先端の施設)で行われております。どんな答えが出て来るのか注目されます。その答えを出すには、幅広い学問分野の英知が求められそうです。

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