ハピネスキャリアプロジェクトとは?

犬と共存する人間社会

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

私は犬と暮らした経験がありません。人間同士のコミュニケーションを優先したためかもしれません。

しかし、先日ある新聞投稿コーナーで、大阪市の中学生が「犬と共存する社会いつまでも」と題して、 “犬は人間にとって、とても大きな存在であることを忘れず、この先も人と犬が共存する社会を作りたいと思います” と述べています。

その理由の一つとして、縄文時代の犬の化石を科学的に分析したところ、歯やあごの骨の状態から、イノシシなどの獲物にかみついて、足止めし、それを人間が仕留めたと考えられる事を挙げております。更に、「犬が年老いたら、処分されるのではなく、人間と同じように葬られており、なぜか、とても嬉しい気持ちになりました」、と書いております。

ご承知のように、現在犬はペットや、警察犬、麻薬探知犬、災害救助犬、盲導犬、介助犬等として、人間社会に絶大な貢献をしております。犬が “この世” にいなければ、人間社会は全く様相を異にしていたかもしれません。

犬の嗅覚はヒトの100万倍(誤記ではありません)といわれています。犬は、臭いを感じる嗅上皮(しゅうじょうひ)という粘膜層が、ヒトは3㎠なのに,150㎠もあるのです。

また、複数の臭いをかぎ分ける能力ももっています。犬は、全世界で400種いるそうです。人間は犬には、ただただ、最敬礼すべきなのです。犬は、ヒトの心のレベル(ランク)まで鋭敏に感知する能力を備えているのでは、と推理したくなります。

西郷さんが、犬をなぜ友としていたのかは、実は深い意味がありそうです。刮目(かつもく)すべき解釈をする人が出現して欲しいです。

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