5月1日、元号が『平成』から『令和』となりました。
本来、自伝第八話「ここまで来て振り返る」を掲載予定でしたが、『令和』のスタートに当たり、「日本国の素晴らしさ」について考えてみます。
日本は今や借金国、世界最速の高齢化国、人口減少国等と声高に言われております。事実、その通りなので、素直に受け止めざるを得ません。しかし、日本国は世界的なレベルでは誇るべき国だと思います。思いつくままにその理由を列記してみます。
①昭和20年代のように飢えている人はいません。
②病人が道に放り出されることはなく、救急車がすぐ駆け付けてくれます。
③水は安心して飲め、それで風呂に入り、洗浄式トイレは全国にゆき渡っております。
④電気・ガス・電話等が故障で使えない日はありません。
⑤交通機関が時間を守ることは世界一で郵便も確実に全国に届きます。
⑥災害が起きても被災者は冷静で、即日、食べ物も配られます。コンビニが襲撃される事もありません。
⑦女性が深夜でも緊急時、一人で外出する事ができます。
⑧誰もが国民健康保険制度で守られています。
⑨義務教育は百パーセント近く、自国の生産品は世界的なレベルを保持しています。
⑩二代目の政治家は多いものの、総理大臣の親戚が要職を占める事はありません。総理は皆、庶民的な暮らしをしています。
⑪警官や裁判官が裏社会とつながっている事もありません。
⑫役人の力量が最近低下しているようですが、賄賂や天下りを平然とやっているわけでもありません。
⑬忘れ物、落とし物の届出率は、世界最高ともいわれております。外国からの観光客の評価は絶大との事です。
以上、13項目を列記してみました。詳部に不満もあるでしょうが、こんな国は世界でも稀れである事を誇るべきです。これを保持しているのは、吾々、国民一人一人が、それぞれの役割を担っているからなのです。
自信を持って令和の新時代に船出しましょう。どんな課題もきっと乗り越えられます。