今は美熟女(?)になった長女、次女が小学生の頃、父である私に書いたレターが見つかりました。
まず長女雅子が13歳の時、書いたレターです。
お父上様、お誕生日おめでとうございます。
プレゼントおそくなりましたが、ハンカチ2枚うけとって下さいませ。
課長さん大変でしょう。
体をこわさない程度に頑張って下さいませ。
私達にできる事は、何でもお申しつけ下さい。
では、おくれた誕生日のお手紙終わります。お父上様へ
雅子おじょう様より
次は、同時に次女、貴子が10歳の時、書いたレターです。
お父さん?才のおたん生日、おめでとうございます。
いつも私たちのためにはたらいてくれてありがとう。
それで、今度ぜんぜんちがう仕事はたいへんですね。
がんばって下さいね。
この間、お年玉ありがとうございました。
ちり紙がいる時は、すぐ「貴ちゃんちり紙」とおもうしつけ下さい。
いつでも取って来ます。いつもやさしいお父さんへ
タカコより
以上のレターは、昭和55年1月6日付ですから、前月(昭和54年12月)に大阪から高松に転勤(管理職/課長となって)したばかりの時です。
長女は高松市立桜町中学校2年の時の卒業式で、在校生代表として、卒業生への送辞を述べる事となり、文案を相談された事を思い出しました。
長女は2人の孫に恵まれ、時々、里帰りしてくれます。
次女は同じマンションに住み、ほとんど毎日、仕事帰りに私の様子を見に来てくれたり、時々、手作りの夕食を差し入れてくれます。
昨年12月3日に妻に先立たれた私のダメージを、2人の娘が何とかカバーしようとしていることがよく解り、ありがたいと思い、感謝、感謝です。
冒頭、二人の娘を美熟女としましたが、私は二人の娘を美女だと思っているのです。
いずれにしろ、このレターは私のかえらざる日々を呼び起こし、胸を熱くさせてくれます。