【先手必勝・言葉ありき・氣愛】
- 先手必勝 …… まずは自分から
- 言葉ありき …… 自分の感情や思考を言葉にして相手に伝える
- 氣愛 …… その際に、愛を込めて氣を利かせる
そうすることで、まずは自分の心が喜び、氣愛がみなぎり、周りを巻き込んで幸せを共有できる。
この1か月の間、私もいつも以上に強く意識して実践しました。
長女の高校卒業式、大学合格発表、大学入学準備など、家族と関わる時間が多かった今月、強く意識することで、いつも以上に家族とのコミュニケーションが活性化したと感じました。
言葉にするのは、自分の感情や思考です。ポジティブ感情、ネガティブ感情どちらも存在するのが人間です。
特に、家族間では、互いに甘えの氣持ちも出てきて、「言わなくてもわかるでしょ!」と思いがち。
そうならないよう、「言わないと伝わらない、だから言葉にして伝える」を意識すると、思春期の長女との会話が特に楽しく感じました。
ポジティブな感情は、楽しくなるのは当然です。ポジティブな感情も先手必勝でしっかり言葉で伝えていると、ネガティブな感情を伝えた時の反応が変わります。
例えば……
私「またここに靴下脱ぎ捨ててあるの、とても氣持ち悪いんですけど~!」(少しトーン明るめに)
長女「あらら、それは大変失礼しました~。以後氣をつけます~。」(ちょっとふざけながら)
私「何だか、毎回同じことをお伝えしているような氣がするし、母ちゃん嫌なんですけど~!」
長女「はいっ、その通りですね。毎回言われてますね。ごめんなさい。」(笑顔で少しふざけながら)
その後、靴下の脱ぎ捨てがすぐにおさまったわけではないのですが、ちょっとしたこのやりとりが、ポジティブ感情もしっかり伝えていた事で、お互いにイライラしたり、怒りに繋がったりすることが少なかったように思います。
WBCの侍ジャパンを見ていても、「先手必勝・言葉ありき・氣愛」の効果を感じるシーンが数多くありました。
それは、宮崎でのキャンプ初日から参加した、ダルビッシュ有投手の、他の選手への関わり方や、栗山英樹監督の選手への言葉がけです。
最年長のダルビッシュ有投手が、自ら積極的にメンバーに声をかけ関わる事で、みるみるチームの結束力が高まっていました。
「野球を楽しもう!」というメッセージを、繰り返し言葉で伝えた事で、私たちにも、選手全員が野球を楽しんでいる姿が伝わり、WBC侍ジャパンから目が離せなくなりました。
そして、決勝戦で村上宗隆選手が打席に入る前に城石憲之コーチを通じて「もう、宗に任せた。思い切って行ってこい」という栗山英樹監督からの言葉を伝えられたことにより、特大のホームランに繋がったというシーン。
栗山英樹監督が「選手を信じている」ということを心の中で思うだけでなく、積極的に言葉で伝えていた事で、選手に氣愛がみなぎっているという姿が、私たちにもわかりました。
「言わなくてもわかる」事なんて、無いんです。やはり、言葉にして伝えなければ、相手には伝わりませんし、自分も相手も心を喜ばせる事ができません。
先手必勝で、まずは、自分から行動する!
これからも強く意識して実践したいですね。
コメントがあればお氣軽に!