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それぞれの介護事情

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

子が親の介護をするため離職したり老々介護で共倒れのケース等今や介護は日本の社会でズッシリと重たい課題になっております。

私の場合、2016年1月金婚式祝賀会を親族一同で盛大(一日がかり)に開催してもらい、同年6月「ななつ星IN九州」3泊4日の旅を最後に家内は急速に要介護状態が進みました。

要介護2~3、4となりました。九州の旅も車椅子中心でしたが、とにかく自宅での介護にこだわり娘達(長女、次女)が老人ホームを勧めても「50年以上のパートナーへ対する礼儀だ」と頑張りましたが、遂に共倒れ寸前となり2017年3月近くの老人ホームに入居してもらいました。

[別宅]と称して毎日、午前と午後訪問し、エコノミー症候群防止とコミュニケーション促進のため足をマッサージしながら「もうこの世に思い残すことはないね」とごく自然に語り合っております。

娘達夫婦や孫達にも大変めぐまれていると強く感じておりますのでこんな会話になります。

しかし、アメリカの社会学者と内科医が「ストレスの強度スケール」と呼ばれるものを発表しておりますが、第1位:配偶者の死(100点)・第2位:離婚(73点)・第3位:配偶者との別居(65点)・第4位:親密な家族の死(63点)・同位で留置所拘留(63点)と、配偶者との別居がいかに大きなストレスか、毎日自ら確認しているところです。第4位の留置所拘留(未経験ですが)よりもストレスは大なのですから。

ところで、女性より男性は社会的には少し偉そうにしていますが、実は弱いものでひとりで夕食をとり一杯ワインでも飲むと突然ワッと泣き出しそうになります。(実は泣いております。)

老夫婦は適当な距離をお互いに置いて、別居してやれやれと思う位が本当は理想なのかもしれませんが、私の場合はもう手遅れです。同じマンションに住む次女が2日に1度は必ず顔を出し、カレーやお好み焼きを届けてくれます。

長女は奈良に住んで講師、キャリアコンサルタントとして活動(ビジネスとして)しております。ホームページを開設する際、私のコーナーもつくると提案があり、喜んで投稿開始することとしました。

これがスタートです。皆さんよろしくお願いします。

2018年6月吉日 小野寺 正一(おのでら まさいち)

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