ハピネスキャリアプロジェクトとは?

21世紀の真のリーダー出現せよ

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

テレビの解説にいつも専門家と呼ばれる人が登場します。
が、どうにも今の世は木を詳細に見ることばかりに集中しており、多くの人が森全体を見る博識者の出現を待ち望んでいるように思います。

戦後、日本は “登山の思想” で社会を成長させてきましたが、これからは “下山の思想” が必要と作家の五木寛之さんは説いています。
私も全く同感です。

体力もある成長期、人も社会も山頂を目指します。その時は地面をしっかり見て(他の景色は見ないで)団結して行動します。
こうして私達は頂上に達し、今は下山の途中のように思います。

登山より下山は油断がならず技術の枠を尽くさなければならないといわれます。しかし登山の時に見えなかった広大な風景が見えるようになります。

森全体を見る博識者の出現を待つのではなく、自分自身が広大な風景を見ようとしなければならないのかもしれません。

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