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夏のロシア・ウラジオストクへの船旅

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

2012年7月25日(火)~7月29日(日)の4泊5日の船旅で、妻と初めてロシアを訪ねました。

朝鮮半島のすぐ北の港町、ウラジオストクです。船は “ぱしふいっくびいなす” 26.594トン、全長183m、乗客644名のとても美しい客船です。このクルーズが企画された理由は、以下の通りです。

1912年(明治45年)6月15日より、東京(新橋)発神戸行きの急行列車に、ウラジオストクを経由してヨーロッパに向かう乗客のために、敦賀港(福井)行きの寝台車が連結されました。これにより、国際航路とシベリア鉄道を経由して、これまで40日かかっていた 東京~パリ間 が17日で結ばれる事となりました。丁度100周年に当たるため、記念行事として、大阪~敦賀に “欧亜国際連絡列車100周年記念号” が仕立てられ、敦賀港からウラジオストクまで “ぱしふぃっくびいなす” が記念クルーズをした訳です。

7月25日敦賀港17:00出港、翌26日終日航海、27日朝、ウラジオストク港入船。市内観光し、船内泊。28日12:00出港、翌29日16:00敦賀港に無事帰着しました。

全行程、穏やかな天候に恵まれ、快適な旅でした。ロシアには入港しましたが、船内泊なのでビザは不要でした。ウラジオストクの町は古色を漂わし、ゆったりと時間が流れている感じで、日本の昭和30年代前半の印象でした。スーパーのレジは手動式でした。先日、旅行業者に尋ねますと、国際的な行事の時以外のロシアツアーは少ないとの事で6年前、貴重な体験をした事になります。

あの船のホールで、元気な妻とダンスを踊った時の記憶が、鮮やかによみがえって来ます。

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