去る8月3日、亡き妻の実家のお墓参りをして来ました。3日は丁度、月命日にあたります。私と長女、孫娘(中学3年)、孫息子(小学1年)、次女夫婦の6名が、新大阪~広島まで新幹線、広島から宮島口まで電車で参りました。
妻の実家は宮島ですが、宮島は ” 神の島 ” とされ、お墓はありません。従って宮島へ船で渡る宮島口から、徒歩10分足らずの所にあります。お墓には以下の通り、私が口上を述べ、全員でお参りしました。
~徳松おじいさん、リツおばあさん、定雄お父さん、サミヨお母さん、キミ子お母さん、その他、正木家の諸精霊様、いつも私達一族をお守り下さり、厚く御礼申し上げます。この度、房子がそちらへ参りました。にぎやかな会話が聞こえて参ります。私達一族、これからも大難は小難、小難は無難へとお導き下さい。
小野寺正一他一同~
徳松おじいさん、リツおばあさん、サミヨお母さんの名前が分かったのは、今年に入ってからです。それは、固定資産の名義書き換えのため、司法書士に謄本をとってもらったためです。驚くべきことに、曾祖父は房吉(文政12年生まれ)曾祖母はイク(安政6年生まれ)である事も分かりました。妻、房子の房は曾祖父の房吉からとったと推定されます。妻が3歳の時に、実母サミヨが亡くなり、徳松おじいさんの懐に抱かれ、可愛がられたと、妻から聞いた事があります。おじいさんは美男で、宮島では有名だったとの事。厳島神社の氏子総代も務めたそうです。父、定雄は昭和31年3月、妻が高等学校3年の時、鉄道事故で亡くなりました。
妻はきっと多くの血縁者と “あの世” で賑やかに再会しているに違いありません。
酷暑の中、8月3日、4日、墓参りの他、厳島神社、水族館、原爆ドーム、おりづるタワー等々を巡り、8月3日の歩行数だけで約14,000歩に達しました。
暑い、暑い墓参りでしたが、心が晴れ晴れとしました。