ハピネスキャリアプロジェクトとは?

1/fゆらぎ

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

前回(8月18日)の「カラオケ雑感~カラオケの効能について」で述べた「1/fゆらぎ」について私が気づいた事を述べたいと思います。昨年6月29日の「私の歌歴」で

~~私のメイン楽曲は、北島三郎の70曲で、中でも「おやじの背中」「与作」は難曲で、数十年歌ってますが、未だ自分が満足するレベルに達しておりません。私は、北島三郎より一学年後輩なので、北島四郎と自称しております。~~

と述べております。私は北島三郎以外では、

鳥羽一郎の「海の祈り」
五木ひろしの「山河」
石川さゆりの「天城越え」
成世昌平の「はぐれコキリコ」
走裕介の「呼人駅」
村下孝蔵の「初恋」
かぐや姫の「神田川」
谷村新司の「群青」
中島みゆきの「地上の星」

等の他、懐メロ、軍歌に至るまで二百数十曲をメンテしておりますが、やはり北島三郎の曲は特徴があると感じております。今は大劇場での出演はありませんが、北島三郎の歌は自分が唄うのではなく、聞くものであったように思います。行きつけのカラオケステージで時たま来場者が歌うのを耳にしますが、彼の歌がいかに難しいかが分かります。

テレビで弟子たちが唄うのを聞くこともありますが、本人歌唱(特に最盛期)との差は歴然です。カラオケで熱唱すると、「1/fゆらぎ」が現れ、体には安らぎが訪れるのですが、北島本人の歌唱は聞き手に「1/fゆらぎ」を伝えていたのではないかと気づきました。半世紀近く全国の大劇場を満席にした秘密は、ここにあったのではないかと。

作詞家、作曲家にも恵まれ、作詞作曲は本人も多数しておりますが、やはり歌唱力は桁違いです。北島節はサラッと流れるように聞こえますが、自分で長年唄ってみて分かります。実に精妙で譜面では標示できない高度な歌唱法だと思います。歌の魔術師であり、催眠術師でもあります。

日本の名歌手の筆頭は男性陣では、北島三郎、女性陣では美空ひばりです。

尚、私と同学年の美空ひばりの歌に「1/fゆらぎ」がある事は、専門家の間では、早くから知られております。北島三郎が唄う名曲「おやじの背中」「与作」「越後情話」「年輪」「息子」「四季~人生」「男の劇場」等、いづれも難曲ですが、更に唄い込み続け、自分にも「1/fゆらぎ」がしっかり現れるように挑戦したいと思います。

1/fゆらぎ | 氣愛塾

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