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“ななつ星IN九州” の旅

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

10月3日ブログ掲載の “金婚式祝賀パーティー模様から” の最後に触れた、 “ななつ星IN九州” の旅の始終を述べます。

さて、この旅はどれほど豪華であるかの解説よりも、妻と共にいかに無事に帰って来たかの報告が主題となります。

平成27年12月27日午後一時、九州旅客鉄道(株)クルーズトレインツアーデスクより、「第一希望(平成28年6月7日出発、3泊4日)通り当選されました。おめでとうございます。」との電話が入りました。応募2回目でした。30倍近い競争率のようでしたが、ヤッターというよりも、妻と無事に旅が出来るだろうかとの思いが先行しました。体調不良で旅行が無理と判断する時期(キャンセル料発生)の確認や、自宅から新大阪駅までの確実なタクシーの手配、新大阪から自宅までのタクシー確約等、大変神経を使いました。

列車のクルーは、さすがにどの場面でも行き届いた対応で、安心、満足して帰着する事ができました。車内で、専属ヴァイオリニストに “乙女の祈り” “ラ・クンパラシータ” “ジプシーの嘆き” を生演奏してもらい、その音が今も耳に残っております。妻が、 “ありがとう、ありがとう” と言って喜んでくれたのが何よりの成果でした。

こうして、車椅子旅行は完結したのです。妻とは若い時から、国内各地(礼文島から西表島まで)はもちろん、ヨーロッパ、中国、カナダ、ハワイ等、共に数えきれないほど旅をしましたが、この旅が最後となりました。

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