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発見と発明についての考察

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

発見とは「まだ知られていなかったものをはじめて見つけ出すこと」発明とは「機械、器具類、あるいは方法、技術などをはじめて考案すること」と広辞苑にあります。

発見は既に実在しているのに、これに気づかず、その存在を全く知らなかったケースと、その実在は知っていても、これを誤認していたケースがあります。誤認していたケースでは、「天体の存在は知っていても、地球は動かず、天が動いている」と信じた天動説が一番解りやすいのではないでしょうか。天動説に対し、ポーランドの天文学者(聖職者)コペルニクスが肉眼による天体観測とギリシャ思想とに基いて、地動説をとなえ、ガリレイ(イタリアの天文学者、物理学者)が望遠鏡による天体の研究を行い、この地動説を確定的なものとしました。ここで注目したいのは、望遠鏡が “発明” されたことが、地動説を確定させたといえることです。

つまり、発見と発明は不可分なもので、現代は、発明、つまり「機械、器具類、あるいは方法、技術などをはじめて考案すること」があらゆる分野(AIをはじめ遺伝子操作、宇宙探査等々)で革新的に進行していますから、次々に新しい “発見” が続くに違いありません。

この新しい発明、発見が私達に全て幸せをもたらすものとは限らないような気配もあります。大げさにいえば、今まで人類が経験したことのない判断や、選択を迫られることになるでしょう。いや、既にあらゆる分野で迫られつつあるように見えます。

私達は、どう対処したらよいのか、混迷の時代に突入しております。クローン人間の登場は目前です。これを乗り越えるには、全く新しい哲学や、思想が求められているように思われます。

本日は、だいぶカタイ話になりました。

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