他人はもちろん、親、きょうだいを含めて自分以外の人々は、実はよく解らないと思っていませんか。私は気づきました、実は、自分自身すら、よく解らないと。
しかし、自分がよく解らないと素直にく気づくと、自分以外の人々に対する見方が寛容になるのではないでしょうか。
さて、 “この世” で生きていくには、羅針盤が必要で、私達は色々な学習や、人生経験でこれを作り上げます。人生は多様で、まさに一人一人の “人生劇場” ですが、何を目指して歩むのでしょうか。
色々な書物を読むと、 “どんな困難にあっても生きる事が尊い” いや “いさぎよさが大切だ” 等と、宗教的、哲学的な表現が多く、中々厄介です。結局、“この世” で生き抜いて、一人一人が自分なりの答えを探さなければならないのでしょうか。どうも “この世” は生きる事によって、自分自身が何かに気づき、学ぶ仕組みのようです。答えになっていませんね。人生とは、それだけ厄介なものです。一生涯では、答えを出せないので、人間は生まれ変わって来るのかもしれませんね。
蛇足ですが、付け加えたくなりました。
日本教文社発行の「前世を記憶する子どもたち②」イアン・ステーィーヴンソン著をご紹介します。ヨーロッパ11ヵ国から厳選した40例の驚くべき前世の記憶を詳細に報告。人間の死後生存と再生を確信させる名著です。図書館で借りられますが、じっくり読むには購入をお勧めいたします。