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妻の一周忌に想う

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

妻は、平成30年12月3日午後8時に “あの世” へ旅立ちました。享年81歳でした。

当日は、朝9時過ぎと夕方4時過ぎにいつも通り、近くの老人ホーム(別宅と呼称)で妻と対話しました。夕方4時30分頃、私は妻の「明日も待ってます」との声を聞いて帰宅。夕食が済んだ午後7時、老人ホームから「妻の体調がよくないので、隣の病院へ移します」との電話が入りました。丁度、帰宅した次女(同じマンションに住む)とも連絡がとれ、一緒に病院に着きますと、移動式ベッドの上で、呼吸がいつもより荒い妻がおりました。病室に移す旨の医師からの説明があり、エレベーターで3階の病室に移動する間に “あの世” へ旅立ったのです。数十分後に長女(奈良在住)が、駆け付けました。まさに静かに寿命が尽きたという感じでした。別れてわずか3時間30分後の事でした。

当夜と翌日は、自宅で供養しましたが、揺り動かすと目を開けそうで、実に美しい顔をしていました。今でも鮮やかに目に浮かびます。

私は、悲しみよりもまず先に、53年間苦楽を共にした配偶者に対する、自分の責任が果たせたという安堵感が先行したように思います。しかし、すぐ悲しみが襲って来ました。深い寂寥感で、心のコントロールがうまくゆきません。突然、妻に会って話がしたくなるのです。

一周忌を迎えても、まだこの状態は変わりません。妻が私の人生にとって、いかに大きな存在であったか思い知らされております。悲しい時は、思い切り泣くのがよい。コルチゾールというホルモンが出て、悲しみが解消されるとの事ですが、女性に比べて男は泣き方が下手だと思います。長女、次女は、色々と父親に気配りしてくれ、感謝しているのですが、さすがに娘に泣き方まで実技指導してもらう訳にはゆきません。

どなたか、私に泣き方を教えてもらえないでしょうか。

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