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マンション管理組合、広報紙創刊物語

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

平成26年6月、私が居住するマンション(平成元年オープン)の管理組合広報紙が、初めて発刊されました。76歳の私が副理事長で、初代の編集長(発行人は理事長)となりました。

発刊が実現したのは、大規模修繕工事(諸準備から完工まで6月~翌年1月までかかりました)が控えていた事でした。工事業者の選定、工事規模(予算)の確定、工事日程の詳細、居住者の協力体制の確立等、迅速で正確な情報提供が必要と判断されたためです。私は、この広報紙創刊を発案し、全理事の賛同を得て、任期24ヶ月で27号を発行しました。

居住者の皆様からも好評を得て、工事も無事完了しました。「早い」「見やすい」「読みやすい」をモットーとし、手書き原稿をコピーし、全103戸に配布したのです。私(編集者)は慎重に下書きを清書するのですが、「子供」が「小供」「補修」が「保修」「排水」が「配水」となったりして、発行人(理事長)の複眼査収が不可欠でした。大規模修繕工事のニュースで読者の関心が高まり、異論の最も発生しやすい事案は工事の発注業社の決定場面です。次の様に理事会での結論を報じました。

B社に決定された主な理由は、

①プレゼン内容(含資料)が管理組合(居住者)のニーズを良く心得ており、経験豊富である事が充分伺え、当方からの質問の余地が殆ど無い位に仕上がっていた事
②種々の切口から見積予算を検討しても、3社の中で低位に抑えされていた事
③B社の仕事振りを実際に見る機会(本人の仕事の関連から)を経験している理事会参加メンバーの証言から、信頼度が高いと判断される事

の三点に在ります。

異論は全く出ませんでした。

この広報誌は今も継承され、53号(平成30年7月現在)となっております。マンションの広報誌は、居住者の結束や連帯感の醸成に欠かせないと思います。私自身、老骨にムチ打ってよくやったと、自己採点は80点です。

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