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こだわりの一曲

翁のひとりごと | 氣愛塾 翁のひとりごと

私の思い出に残り、こだわっている一曲をご紹介します。その曲「越後情話」は、平成12年6月22日NHK(大阪)文化センター歌謡教室で、私が唄い、当時、次のようにコメントしました。

「北島三郎の歌では、数少ない、しっとりとした曲です。カラオケでは、ユーカラ(有線)に入っている位で、あまり聞くことはないと思います。小生は、5年前にこの曲を知り、東京単身赴任中(昨年6月まで)にこの唄のふる里、新潟県六日町を尋ね、現地(カラオケバー)で大変歓迎された思い出深い一曲です」

ご承知のように、ほとんどの曲は3章から成ってますが、出だしの第1章は

角巻の雪を払いながら、熱燗にしてと女は声かける
おちょぼ唇(ぐち)してさ、
少しやけっぱち、
へいへいと愛想よく、
七輪(かんてき)の火を煽(あお)ぐ、
おやじの息も白い、
あゝ越後六日町

この曲の難しいのは、「角巻の~」と唄い出しの「の」が12個の音符の上下動だけで表現しなければならず、更に次の「熱燗にしてと~」「と」も10個の音符の上下動だけで、その情感を出さなければなりません。アマチュアがそこそこ唱えるまでには、相当な練習を要する曲です。最近好まれている曲は、短く区切った唄いやすいものが多く、この「越後情話」は、その対極に位置する曲といえます。

尚、作曲は原譲二ですが、北島三郎の作曲家名であることは、ご承知の方が多いと思います。

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